黒檀の英ー根付けイメージ1

最も硬く美しい黒檀根付け【英-根付け】

黒檀は江戸時代に唐木三銘木の一つとして日本に入って来ましたが、
世界中の極々一部の地域でしか育たず、生育が遅いので、
現在も輸出制限がある高価な木の代表格です。
江戸時代から黒檀の根付けはあった様ですが、余りにも堅く、
扱いにくい材木(木としては世界一の堅さ・重さ)だったので、
根付けとしての作品の数は少なく、しかも細かな細工の根付けは可成り少なかった様です。
近年になって、色々な道具が出てきたり、自前の工具や道具を作れるようになって
細かな細工の根付けが出来る様になって来ましたが、
扱いにくい材木に変わりは在りません。
私の作品は一木一刀彫にこだわって製作していますので、手に持って、
撫でて頂いてこそ本当の価値が解ると思いますが、
意匠や艶や木目の美しさを見て頂く事は出来ると思ってホームページや
You Tubeでの動画を配信しています。
尚、一つだけですが、作品の制作過程の写真を
You Tube タイトル【黒檀の根付け 南瓜】に添付してあります。
ホームページと併せて You Tube もご覧下さい、
各作品のサイズがお分かり頂けると思います。

2013年2月に東京の宮内庁を通じて、高円宮妃殿下久子様に
私の黒檀の根付けを御高覧頂く機会があり、お褒めのお言葉を賜りました。